だんだんと実験・観測的な物理学傾向を呈してきたが、音声に対する実證的研究は常に行っている。拡大された共鳴面積の振動が共鳴器官の空気の共振(共鳴)によってのみ聞こえてくるのでなく、体全体(骨・肉・歯など)に何らかのかたちで影響していることと感ずる。
そして音楽的な高度な技術も、前よりも確実性を増してきた。発声時、関連性がある物質のエネルギーは常に流動している。原動力を生み出す、人体の健康管理、養生は常に注意すること。
現在はテーマとして、いろいろな音楽の研究書でも実習するのに、具体的な説明の出来ない上胸部・口腔・鼻腔の共鳴周波数が近づいて音楽的にひびくためには上述の共鳴器以外の他の部分の働き(例えばヒザ振動)がなければ無理がくるをテーマに研究を続けている。


今まで内外の音楽研究書は、数多く出版されている。声楽の分野でも多数の書物があるが、例えば発声の場合、100%に近く横隔膜または腹部に中心を於て発声すべきだと主張している。
本研究の文中にも載っているが、これは明らかに横隔膜中心の共鳴面積の(A図)発声方式であるが、もし共鳴面積の大きい(B図)方式で、しかも反作用(ヒザ反動)をもプラスに伴った振動の発声を行えば(もちろん、横隔膜運動も傘下に入れて)はるかに物理学的にも共鳴度は大きい。その上、(B図)の運動を更に大きくするために、パラメター(Parameta)励振を加えれば、更に増大される。逆にヒザ反動を微小にすれば、音量もコントロールされる。

以上の点が根源的な変化とも考えられる。



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